決めること〜真夏の方程式の言葉から〜

今日は、映画の日でしたので、仕事後に無理して

TOHOシネマズにいきました。

観たのは「真夏の方程式」。良い映画でした。

推理そのものよりも人間ドラマに焦点を当てた作品でしたが、

これはこれで面白かったです。

 

その中でガリレオこと湯川教授から印象的な言葉が出てきます。

「全てを知った上で自分の進む道を決める」

という意味の台詞でした。

 

ビジネスでは、それとは異なった言葉を聞く事があると思います。

「不十分な情報の中で意思決定をし、その決めた道を正解にする」

 

面白い結論ではないですが、どちらも真実をとらえた言葉だと、

僕は感じています。

 

 

ビジネスのように意思決定のタイミング自体が成果を大きく

左右するものなら別として、全ての意思決定がそのスピードが

重要とは限りません。例えば、不動産の購入など、その場で選択しなかったことが

自身にとって大きな損失をもたらす可能性は非常に低いと思います。

それは、代替の選択肢の価値が現在検討しているものと大きな差がないからかも

しれません。あるいは、一度失敗してしまうと取り戻せない(莫大なローンなど)

項目である場合には、迅速な意思決定よりも、後悔しない、ミスしない選択を

する事が重要だと思います。

 

そうした意思決定をするためには、良い事も悪い事も全て情報を受け入れる

ことが大事だと思います。さらに、そこに自身の判断軸を掛け合わせ、

意思決定する事で、決定内容を自分でも信じられるようになるのではないでしょうか。

 

特に心が特段強い人間でもない限りは、どれだけ自分が納得して意思決定を

したのかというその過程が、決定後の迷いを消してくれると思います。

 

さて、今日は物事の決め方は必ずしも1つではないという話でした。

 

皆様ならどのように考えますか?

 

今日から新しい部署との兼務も始まりました。

受け入れてくれた部署の皆様、ありがとうございます。

 

それでは、明日も良い1日を。