伝わる資料〜まずメッセージを考える〜
一昨日に伝わる資料とは
「メッセージ×構成×伝え方」
で構成されるというお話をしました。
その中で、今日はメッセージについてお話したいと思います。
そもそも、資料はなぜ作るのでしょうか。
僕の定義は、コミニケーションをより円滑に進めるためです。
口頭、あるいは阿吽の呼吸で伝わるのであれば、別に資料は必要ありません。
口頭だと因果関係が理解しづらい、あるいは言葉で説明するよりも
図解した方が理解が早いというときに、資料の役割が出てきます。
さて、ここまでお話して分かるかと思いますが、
コミニケーションと資料は主従の関係にあります。
なので、コミニケーションの目的に沿わない資料は、
コミニケーションを阻害したり、結局使わなかったり
することも多いかと思います。
ここまで、来るとコミニケーションの目的を考えたくなりますよね。
では、その目的は何でしょうか。
特にビジネスにおけるシーンを想像してみてください。
多くの場合、ビジネスでは、コミニケーションを通じて
誰かに何かを理解してもらい、次の動きにつなげてもらうことが
大事だと言えます。
そうするとおのずとコミニケーションには、
「相手にこういう意思決定をしてほしい/動いてほしい」
というメッセージを持つ必要性が出てきます。
資料を効果的に使うにも、まず自分のメッセージは
何かを考えるところから始めましょう。
自分のメッセージが曖昧な場合には、まずは何を言いたいのか
改めて考えるといいと思います。
間違っても、何も考えずに資料を作ることだけはさけてください。
繰り替えしになりますが、
コミニケーションと資料は主従関係にあります。
自分のメッセージがあることで、資料は初めて光ります。
たとえ、きれいな資料をつくってたとしても、
メッセージがないと、
「で、結局言いたい事は何なの?」
と言われてしまうでしょう。
今日もこんな時間になってしまいました。
新たなプロジェクトを与えてくれた上司、ありがとうございます。
それでは明日も良い1日を